16強入りを決めた日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング11位)は、スペイン代表(同6位)に4-0で快勝し、C組1位通過で決勝トーナメント進出を決めた。

ボール保持率はわずか23%。しっかりした粘りの守備からのカウンターが次々と決まり、終わってみれば格上に大勝。試合後、池田太監督(52)は、現地やテレビでの応援に感謝し「お互いノックアウトステージ進出が決まったもの同士。まずは、守備のコンパクトさなど、我々の積み上げてきたことをしっかり出していこうと臨んだ。粘り強い守備はあったが、カウンターでうまくスペースを使えたのが良かった」としてやったりの表情だった。

1次リーグを11得点、無失点で終え「素晴らしい集中力で。我々もノックアウトステージにつながるゲームにしようと話していたので、素晴らしい」と話し、1位通過に「選手も粘ってこういう勝ち方が出来たのは自信になる。また、ノックアウトステージは別の大会、厳しい戦いになる。しっかり準備したい」と見据えていた。

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