日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング11位)が、決勝トーナメント1回戦でノルウェー(同12位)と対戦。2-1の後半36分、MF宮沢ひなた(23=マイナビ仙台)がカウンターのスルーパスに抜け出し、最後は左足でネットを揺らし2戦連発となる今大会5得点目を決めた。

相手が前線に次々と長身選手を投入し、押し込まれる展開の中、宮沢の得点でベスト8に大きく前進。W杯の2戦連発は、優勝した11年女子W杯ドイツ大会の澤穂希(準決勝スウェーデン戦、決勝米国戦)以来、史上2人目。今大会5得点は、澤が持つ日本人W杯1大会最多得点記録に並んだ。

◆大会14得点は11年超え 3得点した日本は今大会通算14ゴールとし、1大会での日本代表最多記録を更新した。これまでの記録は初優勝した11年大会の12だった。4大会連続出場の熊谷は、24試合の澤に続き、W杯20試合出場を達成した。