日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング11位)はノルウェー代表(同12位)を3-1で下し、2大会ぶりに8強入りした。

11日の準々決勝でスウェーデン-米国(6日)の勝者と対戦する。FIFAランキングは米国1位、スウェーデン3位。どちらが来ても優勝候補チームとの大一番となる。

◆米国 過去の通算対戦成績は38試合で1勝8分け29敗と大きく負け越し。W杯では11年ドイツ大会の決勝で2-2のままPK戦に突入し、3-1で制して日本は初優勝を飾ったが、記録上は引き分け扱いとなる。唯一の白星は12年3月5日のアルガルベ杯。日本はFW高瀬のゴールで1-0と競り勝った。だが、その後は12戦勝ちなし。15年W杯カナダ大会の決勝は2-5で敗れ、直近の今年2月19日のシービリーブス杯でも0-1で競り負けた。

◆スウェーデン 過去の通算対戦成績は14試合で5勝3分け6敗と黒星が1つ先行。W杯でも1勝2敗と負け越している。91年中国大会で0-8と大敗し、95年スウェーデン大会でも0-2の完封負け。日本が優勝した11年ドイツ大会の準決勝では3-1で勝利したが、21年の東京五輪の準々決勝では1-3で敗れている。

どちらにしても過去の対戦成績は分が悪い。ただ、それも過去の話。今のなでしこジャパンはその負のデータを打ち破るだけの勢いがあるかもしれない。

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