東京・国立競技場で名古屋グランパス-アルビレックス新潟戦を視察した日本代表の森保一監督(54)が、FIFA女子ワールドカップ(W杯)で8強入りを決めた女子日本代表(なでしこジャパン)に賛辞を送った。

試合後に丁寧に取材に対応。「よい選手がそろっている。W杯に向け、池田監督の準備してきたことが、よい形になって結果に出ている」とし、「戦術的にも個々の役割においても、非常に、チームとして最大限の力を発揮できている」と語った。「強いですね」と笑顔だった。

5日の決勝トーナメント1回戦のノルウェー戦は、1位突破を決めた1次リーグ最終戦のスペイン戦と違い、ボールを保持し、相手を敵陣に押し込む展開だったが、うまく戦った。

サムライブルーの指揮官は、「対戦相手が練ってきた戦術に、臨機応変に対応しているところは、我々も見習っていきたい」と大きな刺激を受けている様子だった。【村山玄】