スウェーデンが米国をPK戦の末に下し、なでしこが待つ準々決勝に勝ち上がった。
スウェーデンのスヴェンスカ・ダーグブラーデット紙(電子版)は、20歳のMFハンナ・ベニソンについて、チームメートの印象的な言葉を借りて、次のように伝えている。
途中出場のベニソンはPK戦で外せば敗退という5人目を冷静に決め、勝利へとつなげた。
このシーンを同紙は「ビョルン、ベニソンについて『彼女は氷でできた悪魔だ』」との見出しで伝えた。同じPK戦で失敗していたチームメートのナタリー・ビョルンの言葉を借り、20歳がいかに重要なPKを決めたか、そして劇的勝利につなげたかを伝えている。
なでしこには、21年の東京オリンピック(五輪)でも、同じ準々決勝で1-3で敗れた大きな“借り”がある。
『氷でできた悪魔』は、東京五輪準々決勝でも、後半途中からプレーしていた。11日の試合では、氷をも溶かすようななでしこの、気迫が必要となりそうだ。
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