FIFA女子ワールドカップ(W杯)で日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング11位)が、準々決勝でスウェーデン(同3位)と対戦。前半を終えて、日本はスウェーデンに8本のシュートを打たれる一方で、放ったのは0本に終わった。

チャンスらしいチャンスは前半28分。DF清水梨紗(27=ウエストハム)が右サイド深くまでえぐってクロスをあげるも、中で合わず、シュートを放つことはならなかった。

スピード、パワーで優れるスウェーデンの守備に手を焼き、日本は効果的な攻撃を仕掛けることができず、ゴール前までボールを運べない場面が目立った。序盤は拮抗(きっこう)した展開で、前半25分まで両チームともシュートがなかったが、徐々に相手の迫力あふれる攻撃におされるシーンが多くなった。