日本は序盤、北朝鮮に押し込まれたが、ワンチャンスをものにして先制点を挙げた。

前半9分。前がかりにくる北朝鮮に、日本のカウンターがはまった。ハーフウェー付近の右サイドでFW山本柚月(21=日テレ東京V)がボールを受けると、左サイドへロングパス。このパスに抜け出した、「WEリーグの三笘」の異名を持つMF中嶋淑乃(24=広島)が、ワンバウンドしたボールを右足で合わせてゴールネットに突き刺した。

今大会、北朝鮮のラフプレーが話題となっている。男子のU-22(22歳以下)日本代表が準々決勝で対戦した際、相手の危険なタックルなどラフプレーが繰り返され、日本サッカー協会はこの反スポーツ的行為について、アジアサッカー連盟(AFC)と国際サッカー連盟(FIFA)に対して意見書を提出していた。

北朝鮮の女子代表は前半30分をすぎ、ラフプレーはしていない。

【アジア大会】日本女子連覇なるか 決勝で北朝鮮と対戦/ライブ速報