先発が濃厚のMF久保建英(22=Rソシエダード)は、チュニジア戦の会場となるノエスタとは相性抜群だ。

「僕は験担ぎとか嫌いだが、ポジティブなものだけは…(好印象は)ありますよ」。横浜に在籍していた18年8月の神戸戦でのJ1初得点や、22年6月のガーナ戦での代表初得点もノエスタだった。

チュニジアが13日に韓国と対戦し、0-4で敗れた映像を見た。韓国のMF李康仁(イ・ガンイン、パリSG)がFKで得点しており、久保は「すごい、いいゴール。今日、僕も前日練習でFKを決めているので」と、同じ22歳に対抗心をむき出し。「明日、僕に(FKの)チャンスがあれば蹴る」。今回は鎌田、堂安ら常連の欧州組が不在。それでも「元々、彼らがいてもいなくても、僕が主役になるつもりでいつも来ているので、そこは変わらない」と締めくくった。

▽DF菅原(右サイドバックで先発濃厚)「チャンスをいただけるなら、自分のプレーを全力でするだけ。(同じ右SBの毎熊は)現代型で技術もある。僕自身もかなり勉強になった」

▽DF板倉「まずは失点0に抑えることを目指してやりたい。目の前の相手に勝つだけ。(鈴木)彩艶には自信をもってやってもらいたい」

▽MF田中(チュニジア戦で採用される4-2-3-1システムに)「僕の中では(4-1-4-1と比べて)どっちがいいとかはない。(カナダ戦で2得点も)1試合よかったからとはいえ、僕が目指している選手像ではない。毎日うまくなりたい」