【14日ドーハ=佐藤成】AFCアジアカップ(アジア杯)初戦のベトナム戦に途中出場したMF久保建英(22=Rソシエダード)が、相手を絶賛した。

日本は前半、GKから丁寧にビルドアップでつないでくるベトナムのスタイルに、手を焼いた。先制するも、一時は逆転を許すなど、大苦戦した。その前半をベンチから見守った久保は「トルシエ監督に僕たちがやろうとしてることをやられちゃったというか。相手の嫌なことをやって、自分たちのペースでゲームを運ぶっていうことは前半はずっとやられてたと思う」と敵将をたたえた。

さらに「彼らのこの試合にかける意気込みだったりっていうものも見せられつつ、ただ気持ちだけじゃなくてしっかり戦術もすごいいいものがあったので。僕はちょっとベンチで見てびっくりじゃないですけど、すごい圧倒された感じがありましたね」と振り返った。

前線の選手がポジションを入れ替えながらパスコースを生み出し、適切な距離感で逃げ道をつくって前進を試みてきた。欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場する所属クラブの戦術とも似たようなものを感じたといい、「本当にポジションはしっかりしていて。あとは非常に練習しているのか分からないですけど、中に入っている時、ワンタッチがすごいうまい。ワンタッチ目の置き所がうまいから余裕を持って日本のプレッシャーにも耐えられる。失わないと思っているからああいうプレーはできる」と褒め称えた。「見てみたいですね。どんな練習をしているのか」と感心しきりだった。