イラク戦に臨む日本代表のMF久保建英(22=Rソシエダード)が、初戦で2得点を決めた韓国代表MF李康仁(イ・ガンイン=パリSG)に刺激を受けた。「仲良くしている選手が活躍すると、僕も頑張らなきゃと思います」。同じ22歳の左利き。ともに幼少期からスペインで技を磨き、21-22年にはマジョルカでチームメートだった親友だ。

今大会、先に活躍したのは久保だった。左太もも負傷の影響で調整が遅れていたが、初戦のベトナム戦に後半39分から出場し、1アシスト。すると翌日、李がさらなる輝きでアンサーを返す。バーレーン戦でスーパーミドル弾を含む2ゴールを挙げた。今度は久保のターンになる。「チームの結果が一番なので僕がどうこうはない」と言いつつ「『やはり久保は活躍しているな』と数字上も試合を見た人も思ってもらえるような活躍をしたい」。得点奪取でチームを連勝に導く。