【ドーハ1日=佐藤成】日本サッカー協会(JFA)は1日、アジア杯カタール大会に臨んでいる日本代表(FIFAランキング17位)のMF伊東純也(30=スタッド・ランス)が、性加害報道を受けて、チームから離脱することを発表した。準々決勝以降、過密日程が待ち受ける中、初戦と第2戦に右サイドで先発した主力を欠くこととなった。準々決勝の相手がイラン(同21位)に決まった選手は、前日のバーレーン戦先発組と三笘、守田、南野がホテルでリカバリー。その他のメンバーはグラウンドで調整し、中2日で迎える大一番に備えた。
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日本代表に激震が走った。バーレーン戦で今大会初めて出番のなかった伊東が突然の途中離脱。JFAは当地での練習、選手の取材対応終了後に快足アタッカーがチームを去ることを発表した。
伊東を巡っては1月31日、昨年6月の親善試合ペルー戦後に、大阪市内のホテルで、女性の同意を得ないまま性行為に及んだとして刑事告訴されたと、ニュースサイト「デイリー新潮」に報じられていた。大阪府警は、女性2人からの刑事告訴を受理したことを認めている。さらにこの日は伊東側が、性加害はなかったとして虚偽告訴容疑の告訴状を同府警に提出した。
JFAは報道内容について「当事者の主張が異なっていると理解しており、慎重な対応が求められると考えています」と伝えた。その上で「伊東選手本人の心身のコンディションを考慮した結果、伊東選手が本日付でチームを離れることを決定しました。サムライブルーと伊東選手を応援していただいている多くの皆さまにご心配をおかけしていることについておわび申し上げます」と離脱理由を説明した。伊東はチームの練習に姿を現さず、ホテルで待機。リカバリー組とも別行動をとっていた。
昨年6月以降、国際Aマッチで史上最多の10連勝した際は右サイドの主力として攻撃をけん引。「イナズマ純也」と呼ばれるほどの快足ドリブルが武器となり、「右から崩して左で仕留める」形が浸透していた。残ったメンバーで右サイドを得意とするのは久保や堂安らだが、ともに伊東のような縦突破は望めない。過去3度の優勝を誇るイラン戦を前に、大きな戦力ダウンは否めない。

