GK鈴木彩艶(22=パルマ)が、生まれ育った埼玉で完封した。
今回の最終予選で5度目のシャットアウト。日本を、この時点で歴代最少となる2失点でW杯へと導いた。試合終了時はGKの谷と大迫に抱きつかれ「GKを代表して試合に出て結果を出せたのはうれしい」と笑顔をみせた。
日本の守護神を任された昨年1月のアジア杯は5戦8失点。1試合も完封はなくサポーターから厳しい言葉を浴びた。だが昨夏に、GK大国イタリアのセリエAパルマに移籍。そこで定位置をつかみ「試合数をこなして、落ち着いてできるようになった」。最終予選での完封は、GK権田の6試合が最高。3試合を残し、記録更新の可能性があるが「記録を気にすることは全くない。ただ、勝利と無失点はこだわり続けたい」と言った。
3バックはDF町田と谷口を負傷で欠いたが、3バック左に今夏から名門BミュンヘンでプレーするDF伊藤が右足中足骨を骨折から9カ月ぶりに復帰。右はDF瀬古が務めた。3バックでは初めての組み合わせだったが、しっかり締めた。守備陣も選手層が厚い。W杯へ、競争はさらに激化する。【岩田千代巳】

