29日に大阪・長居で行われる慈善試合で、日本代表と対戦するJリーグ選抜の監督に決まった名古屋ドラガン・ストイコビッチ監督(46)が20日、クラブを通じてメッセージを発表した。

 

 誰もが想像していない、悲惨で恐ろしい地震であったと思います。震災により多くの人の命が奪われ、大津波で町が破壊され、流された家屋を見て、私自身もそうであるように、世界中の人々が心を痛めています。

 亡くなられた方に、心からお悔やみ申し上げると共に、被災された数多くの方々に、お見舞いを申し上げます。

 日本の皆さんは、とても力強く、必ず復興されると強く信じております。私自身も、日本国民の皆様に、少しでも勇気と希望が持てるよう、復興に向けた活動に協力したいと考えています。

 今回大阪で開催される、チャリティーマッチのJリーグ

 TEAM

 AS

 ONE監督に選出いただいたことは、とても名誉なことであり、光栄に思っています。

 こうした困難な状況の中で、開催を決断することは非常に難しかったと思いますが、是非ご協力させていただきたいと思います。私自身も含め、サッカーに関わる全ての者が、勇気を示し、悲しんでいる人たちを、少しでも元気にさせたいと思います。

 今は悲しく、辛い時期ではあるが、強い気持ちを持って、この困難を乗り越えていきたい。私の愛する美しい日本は、必ず復活する。共に力を合わせて歩んでゆこう。Everything

 is

 difficult,

 but

 everything

 is

 possible.(全ては困難であるが、全ては可能である。)

 Never

 give

 up!(決してあきらめない。)※原文のまま