<ロンドン五輪アジア最終予選:日本2-1韓国>◇第2戦◇3日◇中国・済南オリンピック・スポーツセンター

 なでしこジャパンは前半10分にMF宮間あや(26)の右FKから、ゴール前に飛び込んだMF阪口夢穂(23)がヘディングゴールを決めて先制。同30分に、なでしこリーグINACでプレーする韓国FW池笑然(チ・ソヨン)に同点ゴールを決められたが、同ロスタイムにゴール左に切れ込んだMF沢穂希(32)からゴール前のFW川澄奈穂美(25)につなぎ、川澄が右に流したボールを、MF大野忍(27)が右足で蹴りこんで再びリードした。

 1点リードで前半を折り返したなでしこジャパンは、後半は開始早々から韓国に攻め込まれた。同1分、8分と次々にシュートを打たれた。だが必死の全員守備で防いだ。運動量の落ちてきた同25分にはFW安藤梢(29)に代えて、FW永里優季(24)を投入。同ロスタイムにはMF上尾野辺めぐみ(25)を大野に代えて起用し、逃げ切った。