【マナマ(バーレーン)=24日】バーレーン到着後初の練習で、GK川口能活(33)が右ふくらはぎを負傷、バーレーン戦の出場は絶望的になった。日本代表は、午後5時すぎからマナマ市内のアルムハラク競技場で練習を開始。川口は12対12のゲーム形式の練習中に足を痛めてプレーをやめた。肉離れとみられ、自力で歩けず、スタッフに背負われてピッチを去り、医務室に運ばれた。25日に病院で診察を受ける予定。

 岡田監督は川口について「肉離れみたいだ。足を(地面に)つくのもよくないようだ」と青ざめた表情で語った。「一番の経験者なのに、残念」とリーダー役の負傷にショックを隠しきれなかった。

 24日の練習には、欧州から現地で合流したMF稲本が加わった上、体調不良を訴えていたDF長友も元気な姿を見せた。一方でDF寺田が発熱のため宿舎で静養、右太もも痛を抱えるMF遠藤は対人プレーから別メニュー調整だった。