なでしこジャパンが22日、スウェーデン遠征から帰国した。

 日本女子代表MF沢穂希(33=INAC神戸)は、良性発作性頭位めまい症から復帰後、初の海外遠征だったが「耳栓もあったし大丈夫でした。ノリサンにもあげましたよ」。以前同じ病気にかかった佐々木監督を気遣った。3月のポルトガルからの帰国時は体調不良もあり、1人だけビジネスクラスだったが、今遠征は仲間と同じエコノミークラスで往復した。

 18日の米国戦では先発出場し、後半12分までプレー。20日のスウェーデン戦では後半開始から途中出場して決定機を演出。プレーも回復傾向にある。成田市内での解散時には「チームも個人も課題がちゃんと出てよかった」とひと言。FW大野らINAC神戸のチームメートと、今日23日のリーグ杯福岡ANが行われる佐賀へと急いだ。