リオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねるU-23(23歳以下)アジア選手権の決勝が今日30日、行われる。既に五輪出場権を獲得した日本と韓国の因縁対決。A代表が出場した11年アジア杯以来のアジア王者を目指す手倉森誠監督(48)が29日、公式会見に出席。「地球が滅亡するまで両国の戦いは続く」と燃える申台龍(シン・テヨン)監督(45)率いる韓国へのリベンジを誓った。

 選手もリベンジに燃えた。0-1で敗れた14年の仁川アジア大会(韓国)は日本がU-21、韓国がU-23にオーバーエージ活用と陣容に差はあったが、点差以上の完敗だった。当時、足がつって退いたMF矢島は「手も足も出ない状態。成長した部分を見せたい」と誓い、MF遠藤も「リスクを冒してでも勝ちにいく」と燃えた。28年ぶりに出場権を獲得したアトランタ五輪最終予選の決勝では1-2で敗れており、借りを返したいところだ。