川崎Fの藁科(わらしな)義弘新代表取締役社長(57)が29日、ホーム柏戦の試合前にサポーターへあいさつした。

 「サッカーを通じた地域密着、地域貢献はJリーグからも高い評価を受けています。川崎Fに関わるすべての方の力を結集して、もっと大きなものにしていこうと思います」と話した。また「今年は、何が何でもタイトルを取りにいきます。みなさんの支えが必要です。等々力に足を運んでください。一緒に戦いましょう!」と目標を掲げた。その後サポーターからタオルマフラーを受け取り、首に掛けてスタンドへ手を振っていた。

 藁科社長は、静岡県出身で80年に富士通株式会社に入社。12年からは株式会社富士通マーケティングの執行役員を務めていた。

 武田信平前社長は、代表取締役会長を務める。