鹿島GK曽ケ端準(37)が好セーブを連発し、日本勢初の決勝進出に大きく貢献した。FIFA(国際サッカー連盟)の公式サイトによると、24本のシュートを浴びながら、今大会1試合最多となる7本のセーブを記録して完封。前半11分には相手のミドルシュートを右手1本で防いで見せた。

 準々決勝のマメロディ・サンダウンズ戦でも5本の枠内シュートをすべてストップした。1回戦のオークランド戦での1セーブを含めた通算13セーブは今大会1位。セーブ率も最高の92・9%で、2位の全北GK洪正男らの62・5%を大きく上回る。37歳のベテラン守護神の存在が光っている。