北海道コンサドーレ札幌が11日、オフィシャルパートナーJAグループ北海道との「みんなのよい食JA親善大使」、教育委員会との「北海道市町村交流サッカー教室」を道内6会場で開催した。最多73人参加のJA親善大使札幌会場にはMF小野伸二(37)兵藤慎剛(31)ら11選手とスタッフ4人が参加。約2時間半、ボールを使ったレクリエーションなどで交流を深めた。

 真っすぐボールを蹴るためのポイントについての質問に4選手が回答。小野が「真っすぐ蹴りたいという気持ちを持つこと」、兵藤は「ボールの真ん中をとらえること」、GKクは「軸足をしっかり置くこと」、MFジュリーニョは「集中して蹴ること」と、それぞれが指南した。次代の道産子Jリーガーにとって貴重な“課外授業”となった。

 リーグ4連敗中の選手たちにとっても、子どもたちとの触れ合いは大事なエネルギー源。初参加の兵藤は「横浜の子どもたちより積極的に質問してきますね。子どもたちに元気をもらいました。この中断期間で1回リフレッシュして、またリーグ戦に向かっていきたい」と英気を養っていた。