鹿島アントラーズがFWペドロ・ジュニオールとMFレアンドロのゴールで2-0で勝ち、大岩剛監督就任後、リーグ戦3連勝とした。

 前半は枠内シュート0本だった鹿島は、後半に昨季王者の底力を示した。同12分、右CKをゴール前でDF山本脩斗が頭で合わせた。1度は相手にクリアされるも、こぼれ球に反応したペドロ・ジュニオールが左足で押し込み先制。同30分にはFWペドロ・ジュニールのパスを受けたMFレアンドロが、相手GKの飛び出しに右足でフワリと浮かす技ありゴール。後半37分には5月14日の神戸戦で左膝を負傷して手術したMFレオ・シルバが途中出場で試合に復帰した。

 前半、攻撃で圧倒したのはアルビレックス新潟だった。前半7分、MF矢野貴章が右足でシュート。同23分に右サイドでボールを受けた矢野からパスに、中央でMF加藤大が左足で放ったシュートは、惜しくもバーに阻まれた。運にも見放されての4連敗。最下位脱出はならなかった。