日本クラブユース選手権(U-18)決勝が2日、東京・味の素フィールド西が丘で行われ、東京ユースが高校1年生のFW久保建英(16)の先制弾などで浦和ユースを2-0で下し、2年連続4度目の優勝を果たした。

 久保は後半34分、ペナルティーエリア内左でMF小林幹からパスを受け、左足で決めた。唯一のシュートが決勝点となり「1本で決めきるのは初めて。練習から1本目が勝負と言われてますし自信になったしうれしい」と振り返った。昨年は5得点で得点王。今年は2得点だったが「フル出場できて、時間という目に見える成長を感じた」。今季J3では13試合1得点。「ここ最近、結果がすべてと思い知らされていた。今日はいい意味で結果がすべてだった」と話した。