ホームのサガン鳥栖が競り勝ち、今季初のリーグ連勝を飾った。

 鳥栖は前半6分、左サイドでFKを獲得。MF原川の横パスからDF吉田がつなぎ、最後はMF福田が豪快に決めた。さらに同20分、FWビクトル・イバルボが中央をドリブル突破してチャンスを作り、原川が右足でゴール。2点をリードした。一方の清水エスパルスは、前日に左ふくらはぎを痛めたエースFW鄭大世がベンチスタート。FW長谷川とFW金子がリーグ2戦ぶりに2トップを組んだ。チャンスは作ったが決めきれず、鳥栖の2点リードで前半を折り返した。

 清水は後半14分、DF松原のパスからMF竹内がクロスを入れ、長谷川が高い打点のヘディングで合わせて1点を返した。試合終了間際には、センターバックのDFカヌ(31)も前線に上げて攻撃を仕掛けたが、決定力を欠いた。

 鳥栖は連勝で、9位に浮上。清水はリーグ3試合ぶりの黒星となった。