川崎フロンターレは、今季加入したMF家長昭博(31)が2ゴールを挙げた。今季3戦目となった「多摩川クラシコ」に勝利し、4強進出へ前進した。

 後半29分、FW森本貴幸(29)が獲得したPKをゴール右に決め先制。同45分には、途中出場したFW小林悠(29)からのパスを受け、ゴール左に鋭いシュートを蹴りこんだ。今季初の複数得点にも「まあ、勝てたのでよかったです」と笑みはなかった。

 27日のリーグ甲府戦から中2日で、先発が8人入れ替わっている中での勝利。家長は13日のリーグ鹿島戦から4戦連続先発に「体はきつい」を正直に打ち上げつつ、「しっかりやれることをやるだけ」と淡々と述べた。これには鬼木達監督(43)も「頼りになる」と高い評価をしていた。

 準々決勝の第2戦は9月3日、味スタで午後7時キックオフ。