首位の鹿島アントラーズがMFレアンドロのハットトリックなどで、最下位のアルビレックス新潟に4-2と逆転勝ちし、勝ち点を58に伸ばした。

 先制したのは新潟だった。前半5分、FWドウグラス・タンキがMG小川の左クロスを左足で合わせた。同45分にはMF磯村の左クロスをファーサイドでMFホニが右足で合わせて2点をリードした。

 だが鹿島は後半4分、MFレオ・シルバの右CKをDF西が頭でそらすと、最後はレアンドロが頭で押し込み1点目。同22分には西のパスを受けたレアンドロが今度は左足でゴール。同36分に再びレアンドロが左サイドの角度のない位置から左足でシュートを決めて、ハットトリックを達成した。鹿島の1試合3得点は12年10月6日東京戦でドゥトラ以来となった。終了間際にはFW金崎のPKで加点し、4-2とした。