大阪ダービーでガンバ大阪が4年連続の決勝進出に前進した。セレッソ大阪に勝ち越された直後の後半41分、途中出場のMF井出遥也(23)が同点弾を決め、2-2で引き分けた。8日に行われるホームでの第2戦に勝つか1-1以下の引き分けなら決勝に進出する。

 敵地で2得点をもぎ取りドローに持ち込んだ。途中出場のMF井出が1-2とされた直後の後半41分に同点ゴールをたたき込んだ。千葉から今季移籍も出場は天皇杯1試合のみ。「これを逃したらもうチャンスはないと思っていた」という背水の覚悟だった。4年連続決勝進出に“王手”をかけ、今季限りで退任する長谷川監督も「井出らしい、ゴール前の本来の良さが出た」とたたえた。