ジュビロ磐田が7日、今季2度目となる磐田市内の小学校訪問を行い、選手20人が15校を訪れた。MF中村俊輔(39)は、前回同様に豊田南小に足を運んだ。約500人の全校生徒からハイタッチの歓迎を受けながら、校内を1周。その後の質問コーナーでは、自身の経験を踏まえながら「夢中になれるものを見つけ、嫌なことにもチャレンジする気持ちを持ち続けて下さい」と、アドバイスを送った。

 総合学習の一環として行われた3、4年生との交流会では、リフティング大会も開催。表彰式では中村俊がプレゼンターを務め、各学年の優勝者に賞状を手渡した。4年生の部で優勝した鈴木翔大郎くんは、豊田サッカースポーツ少年団でプレー。憧れの選手と初めて握手を交わし、「『天才だね』と声をかけてもらい、もっとうまくなりたいと思った。サッカー選手になるのが夢なので、俊輔選手を見習って頑張っていきたいです」と、目を輝かせた。

 10年から磐田市との共催で始まった小学校訪問は今日8日にも行われ、9選手が5校を訪問する予定となっている。【前田和哉】