J1残留争いで崖っぷちの清水エスパルスに、さらにケガ人が増えた。2-3で敗れた26日の新潟戦に途中出場したDF鎌田翔雅(28)が、右ひざの前十字靱帯(じんたい)を損傷したことが27日、判明した。清水三保グラウンドでの練習後、小林伸二監督(57)が「手術が必要になると思う」と明かした。

 鎌田は後半20分から途中出場。同24分の接触プレー後、着地をした際に右ひざをひねっていた。1度はピッチに戻ってプレーしたが、同31分には交代。試合直後に向かった静岡市内の病院で検査を受けていた。昨年4月9日には、C大阪戦で左膝前十字靱帯を損傷。全治6カ月と診断された。2年連続での大ケガで、指揮官も「あれだけ、元気よくプレーしていたのに」と苦しい思いを吐露した。