鹿島アントラーズが連覇を逃した。勝てば無条件で優勝が決まる一戦で、ジュビロ磐田に引き分けた。

 前半は互角の戦いが続いた。同4分、磐田MFアダイウトンが左サイドを突破。クロスにFW川又が頭で合わせたが、シュートは力なくGKの正面だった。鹿島も同43分、MF遠藤の右クロスにFW金崎が飛び込むも、DFが阻止。両チーム無得点で前半を折り返した。

 後半に入ると、鹿島が猛攻を仕掛けた。同3分に途中出場のDF伊東、同7分にはFW金崎がフリーでクロスに合わせたが、いずれもネットを揺らせない。同36分にも、MFレアンドロがスルーパスに抜け出したが、シュートは枠外。同41分、右クロスを逆サイドでDF山本がフリーで合わせたが、これも決まらない。 ロスタイム5分も無得点のまま経過し、0-0のまま試合終了の笛が鳴った。