ガンバ大阪は3日、今季限りで和田一郎ヘッドコーチ(43)吉道公一朗フィジカルコーチ(41)大島琢テクニカルコーチ(32)森下申一GKコーチ(56)が退任すると発表した。

 日本代表で分析を担当し、W杯にも同行した経験がある和田ヘッドコーチは「G大阪という歴史があるクラブで仕事する機会を与えていただき、クラブ関係者、サポーターの皆様に本当に感謝しています。クラブに対しては1つでも多くのタイトルを、選手に対しては1人でも多くを代表選手に、という思いでやってきました。今思えば、とても充実した日々であり、たくさんの刺激をいただき、多くを学ばせていただきました」とコメントした。

 G大阪に14年間、トップチームに9年間在籍した吉道フィジカルコーチは「アカデミーの期間も含め、14年間という長い間お世話になり、ありがとうございました。私たちがパフォーマンスを発揮するために関わってくださる、全ての方に感謝申し上げます」。14年から4年間指導した大島コーチは「子どもの頃から憧れていたクラブで働ける機会をいただいて、本当に感謝しています。素晴らしい選手、素晴らしいチームスタッフ、クラブスタッフの方々とともに過ごした時間は、最高に幸せでした」と感謝の意を述べた。

 現役時代は日本代表だった森下GKコーチは「G大阪はタイトルが義務付けられているチームなので、日本、アジア、世界を目指して頑張ってください。ありがとうございました」とエールを送った。