ベガルタ仙台のFWクリスラン(25)が今季限りで退団することが27日までに分かった。クリスランは今季リーグ戦34試合に出場し8ゴール。ルヴァン杯では得点ランク1位となる5ゴールをマークしクラブ史上初の4強入りに貢献した。ポルトガルリーグ1部のブラガから期限付き移籍中で、完全移籍を求められれば高額の移籍金が発生することから、獲得を断念した。

 貴重な得点源の穴を埋める補強として、Kリーグ1部の蔚山現代を退団したFW阿部拓馬(30)を獲得することが分かった。阿部はJ1FC東京から今季途中に完全移籍。J1では4季プレーし甲府、東京で65試合に出場し7得点をマークした。ドリブル突破と裏のスペースの飛び出しに優れたストライカーで2シャドーの一角として期待がかかる。