J1横浜F・マリノスが31日、横浜市内で来年元日の天皇杯決勝セレッソ大阪戦(埼玉)へ向けて最終調整を行った。

 29日の練習中に右足ふくらはぎを痛めていたFWウーゴ・ヴィエイラ(29)は一部別メニュー調整となったものの、後半の戦術練習には参加して元気な姿をアピールした。ウーゴ・ヴィエイラは「(この2日は)大事をとって室内で調整していた。問題ない。100%動けている。準備はできています」と話した。

 23日の準決勝柏戦では延長後半に決勝ゴールを挙げてチームを決勝へと導いた。「C大阪には今季勝利がないが、どんな相手であれ決勝は試合をするのではなく、勝利だけを考えなくてはいけない。勝利のためのゴールをとりたい」と2戦連発を誓った。

 エリク・モンバエルツ監督は、ウーゴ・ヴィエイラの起用は当日朝に最終決定すると明かし「先発なのか途中出場なのかはわからないが、試合には出られると思う。最後までチームの力になってくれることを願っています」と期待を寄せた。