2年連続6回目出場の旭川実が、5大会ぶりに初戦を突破した。

 前半7分、FW西村歩夢(2年)が相手DFのパスを奪い左足で先制。同28分に1-1と追いつかれるも同37分、FW円道将良(3年)が強烈な左足ボレーを突き刺し勝ち越した。

 後半9分にはMF山内陸(2年)が、MF山崎蒼太(3年)が放ったシュートのこぼれ球を押し込み3点目。同16分には円道が、この日、自身2点目のゴールを決め突き放した。

 富居徹雄監督(45)は「去年は初戦で負けてしまっているし、まずは年越しできてよかった。内容はまだまだ。しっかり中1日で整備しなおさないと」と振り返った。2ゴールの円道は「去年は何もできないまま終わってしまった。FWは点を取るのが仕事だし、まず選手権で初得点できたのはうれしい」と喜んだ。