関東大学サッカーリーグ1部・桐蔭横浜大のJリーグ加入選手会見が10日、横浜市内の同大学で行われ、湘南ベルマーレ内定のFW鈴木国友(22、4年)、J2・FC岐阜内定のFW石川大地(21、4年)、J3・SC相模原内定のGK田中雄大(22、4年)が抱負を語った。

 鈴木は湘南ベルマーレジュニアユース出身。高校はユースに昇格できず、地元の小田原市の相洋高校に進学。「相洋の怪物」と名をはせ、桐蔭横浜大でも負けられない局面でゴールを奪い、チームの1部残留に貢献した。186センチの長身とスピードが武器で「湘南はずっと身近にあったクラブ。スピードを高さを生かしてしっかり、ポジション争いに関わりたい」と話した。

 水戸啓明高から注目を集めていた石川は「岐阜のパスサッカーの中で、どんどんボールに関わってシュートの場面で違いを発揮できる選手になりたい」。青森山田高出身で、大学1年から公式戦に出場していた田中は、元日本代表GK川口能活が所属する相模原でのプレーに「自分が生まれた時からプロとして活躍している選手。すべての部分で学びたい」と目を輝かせた。