清水エスパルスの選手たちが、決起集会で士気を高めた。2月28日、清水三保グラウンドで次節アウェー・ヴィッセル神戸戦(3月3日)に向けた練習を再開。選手は積極的に声を出し、明るい雰囲気だった。

 開幕戦鹿島アントラーズ戦(2月25日・0-0)の翌日、静岡市内の焼き肉店で全選手が参加し、今シーズンの決起集会を行っていた。主将のMF竹内涼(26)は「いろんなコミュニケーションが取れたし『1年間このメンバーで戦うんだ』という気持ちを確認できた」と振り返った。清水は14年シーズン以降、J1では14位以下と苦しんでおり、今季にかける思いは強い。「チームの雰囲気はいい。みんな声を出すし、誰も勝手なプレーはしない。若い選手のいいところを出して、ベテランがコミュニケーションを取って、勝てるようにしていきたい」と神戸戦での今季初勝利を見据えた。【保坂恭子】