セレッソ大阪がアウェーで広州恒大(中国)に1-3で敗れ、勝ち点8のG組3位に終わり、1次リーグ敗退が決まった。FW柿谷、杉本、MF山口蛍、清武ら主力を遠征に同行させず、控え組中心で臨んだ大一番。1点を追う前半10分にMF福満隆貴(26)が同点ゴールを決めたが、後半に2点を奪われた。

 C大阪尹晶煥監督のかけは失敗に終わった。21日のガンバ大阪との大阪ダービーを見据え、主力組を日本に残して控え組に託した一戦。しかし力の差を示されたように1-3の完敗だった。指揮官は「どのような形でも結果を持ち帰るために最善を尽くしたが、力不足だった」と認めた。4年ぶりに勝ち取ったACLの舞台だったが、1次リーグで終了。「この経験を糧に成長する姿を見せたい」とバネにすることを誓った。