ガンバ大阪と浦和レッズの宿命のライバル対決はスコアレスドローに終わった。日本代表はG大阪GK東口、浦和DF槙野と遠藤の3人がピッチに立った。

 前半は両者決定機を迎えるが、守護神の踏ん張りが目立った。前半36分、浦和はゴール前で抜け出したFW興梠がGKとの1対1で狭いコースへうまく合わせたが、G大阪の東口がスーパーセーブ。一方、同38分にG大阪MF倉田の左クロスからFW長沢が頭で落とし走り込んだMF藤本がダイレクトで合わせるも、浦和GK西川の正面だった。

 後半も両者好機はつくり出すが、GK陣の好セーブが続き、決めきることはできない。G大阪は3試合勝ちなし、浦和は3試合連続で無得点に終わった。両クラブともにACL優勝を経験した実力で、過去に何度も名勝負を繰り広げてきた。