セレッソ大阪が鹿島アントラーズに完敗した。浦和レッズ戦から中2日で先発7人を入れ替えたが、裏目に出た。

 前半は0-0も、後半12分にミスから先制を許すと、同15分に立て続けに失点。主将のMF山口蛍(27)は「メンバーをかなりいじった中で前半はうまく耐えたが、失点の仕方がもったいなかった。あれで流れが変わってしまった」と悔やんだ。

 ワールドカップ(W杯)中断明けはこれで1分け2敗と勝てない。尹晶煥監督(45)も厳しい表情で「相手より個人の能力で劣っていた。一瞬、集中力が切れてしまって、その一瞬で敗れてしまう。冷静に戦う姿勢を見せなければいけない。上を目指すには今の姿は不足している」と言葉を強めた。