ガンバ大阪FW長沢駿(29)が、宮本ガンバを初勝利に導くと気合を込めた。

 30日は大阪府吹田市内で非公開練習。W杯中断明けから、3試合連続でベンチスタートが続いている長沢は「サッカー選手としてやっぱりスタメンで出たいという思いは強い」と力強く話した。

 チームは宮本監督の初陣だった前節鹿島戦で1-1のドロー。連敗を2で止め、少しずつ勢いが出てきた。長沢は「変わってきている。1人1人、練習でも気持ちが出ている。でも結果とは別。結果は選手次第。結果で期待に応えたい」と話す。

 自身はここまで12試合で1得点。「開幕戦で決めただけ。あり得ないし、申し訳ない。でも今はチャンスをものにできるようにいい準備ができている」。

 J1、J2プレーオフ圏内の16位に沈む現在、白星からは3カ月遠ざかっている。J1で7試合ぶりの勝ち点3の期待が掛かる磐田戦へ向け、長沢は「勝利を味わえるように。特に自分が点を取った瞬間は最高なのでその瞬間を多く味わえるように」と言い、自分のゴールで大きな1勝へ導くことを誓った。