アビスパ福岡MF鈴木惇(29)はダブルボランチの一角で奮闘したが実らなかった。

普段の全体練習後、シュート練習などに励み精度アップに努めていたが、この日はわずかシュート1本に終わった。

松本山雅FCの印象については試合前までに「人に対して強い分、スピードが遅い選手のところや高さがない弱点を突きたい」と分析。この日も攻守の軸となり、セットプレーのキッカーとしても活躍した。しかし後半ロスタイム、ブラジル人FWジネイ(34)に痛い1発を献上。試合終了の瞬間、両手で顔を覆い悔しがった。