鹿島アントラーズが過密日程をものともせず、ヴィッセル神戸に大勝で公式戦6連勝を飾った。

前半30分にMFレオ・シルバ(32)が先制ゴール。40分にはCKからDF西大伍(31)が2点目を決めた。後半も11分、相手DFのGKへのバックパスをカットしたFW鈴木優磨(22)が3点目を決めた。さらに30分、途中出場のFWセルジーニョ(23)が4点目、ロスタイムにFW金森健志(24)が移籍後初ゴールの5点目と圧倒した。

鹿島は9月9日の川崎フロンターレとのルヴァン杯準々決勝第2戦から公式戦6連勝。リーグ戦、ACL、天皇杯と4タイトルを戦い、この日もサンフレッチェ広島との天皇杯4回戦から中2日だったが、逆に勢いを見せつけた。

神戸はまたも大量失点で15年以来のリーグ戦5連敗。コーチ登録された新監督のフアンマヌエル・リージョ氏(52)が初めてベンチ入りも負の流れは払拭(ふっしょく)できず。右足不安のMFアンドレス・イニエスタ(34)は2試合連続の欠場と苦しい戦いが続く。