ベガルタ仙台は2-3で迎えた後半42分に、雷雨で中断となり追撃のタイミングを狂わされた。

ロスタイムを含めた中断明けの9分間を水が浮いたピッチに苦しめられた。長身のDF板倉滉(21)を前線に上げパワープレーを仕掛けたが、水たまりでボールが止まるなど攻めあぐね最後までゴールを奪えなかった。

DF板倉滉(21)は「最後は点を取りに行くしかないという状況でやることははっきりしていた。FWに入ったので点を決めたかったし、ああいう状況でもしっかり勝負を決められる選手になりたい。気持ちを次に切り替えて4戦全勝するつもりで戦いたい」。後半途中出場し2本のシュートを放ったFWハモンロペスは「中断は相手にとってしっかりと守備を整えることができて好都合だったと思う。ピッチの状態が悪かったのでサイドからの攻めができなかったし難しい時間が続いた」と振り返った。