ジュビロ磐田でプロ3年目のFW小川航基(21)が、待望のJ1初得点で逆転勝利に貢献した。後半4分から途中出場すると、0-2から同点とした同ロスタイム。DF高橋祥平(27)が獲得したPKのキッカーを務め、冷静にゴールを右隅に決めた。

小川航は「プレッシャーがかかる中で『外したらどうしよう』というよりも、その雰囲気を楽しめたことが大きかった」。強心臓ぶりを発揮し、値千金の決勝点を奪った。

直後に試合が終了。劇的勝利で今季3度目の連勝を飾ったチームは暫定12位に浮上し、J1残留へ大きく前進した。