日本サッカー協会の田嶋幸三会長が、鹿島アントラーズのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)初制覇を受け11日、次のようにコメントした。

  ◇  ◇  ◇

念願のアジア王者に輝いた鹿島アントラーズの関係者とサポーターの皆さんにお祝いを申し上げます。

2016年のFIFAクラブワールドカップ決勝でレアルマドリードと延長戦まで戦って惜しくも敗れましたが、ACLで優勝して再びFIFAクラブワールドカップに出場したいという並々ならぬ思いが伝わってきた試合でした。

完全アウェーの中での勝利はチームや選手たちの自信につながり、それがFIFAクラブワールドカップや来年のJリーグにもつながっていくことになると思います。

ACLの優勝は、大岩監督や選手のみならず、庄野社長やジーコテクニカルディレクター、クラブやサポーターの皆さんなど、鹿島アントラーズに関わる全ての方々が本気でこのタイトルを獲りにいった結果だと思います。

日本サッカー界の一員として、鹿島アントラーズの関係者の皆さんに感謝を申し上げます。

◇  ◇  ◇

田嶋会長は、決勝が行われたイランに急きょ飛び、アジア制覇の瞬間を見届けた。Jリーグとともに、JクラブのACL制覇に向け、資金面も含め懸命にサポート。この取り組みもあって、浦和に続く、Jリーグ勢の2連覇となった。