アウェーの北海道コンサドーレ札幌が先手を取った。0-0の前半12分、左からのFKを右サイドのMF早坂に展開。ゴール中央に低いクロスを送ると、これがジュビロ磐田DFのオウンゴールを誘い先制した。

ホームの磐田は同19分に反撃。MF松浦がMF山田とのパス交換で抜けだし、ゴール前に進入した。同27分にも山田のパスからMF宮崎が好機を迎えたが、シュートはいずれもゴールの枠を外れた。

札幌が1点をリードして前半を折り返した。

後半も、札幌が追加点を奪った。同31分、カウンターから途中出場のMF三好が左足を振り抜く。きれいな弧を描いたシュートが、ゴール左隅に決まった。

磐田は、4試合ぶりにメンバー入りしたMF中村を同25分に投入。反撃を狙ったが、最後までネットを揺らすことができずに試合が終了した。

磐田は引き分け以上でJ1残留が決まる一戦で5試合ぶりの黒星。札幌は2試合ぶりの勝利を挙げ、敵地で貴重な勝ち点3を獲得。ACL出場に望みをつないだ。