J1ベガルタ仙台は、ホーム最終戦で鹿島アントラーズに0-3で敗れ、目標のトップ5入りの可能性を消滅させた。

アジア王者にミスを突かれ3失点を喫し突き放された。前半にMF蜂須賀孝治(28)が左足首を痛め負傷退場するアクシデントに見舞われる不運も重なり今季最多となる1万9152人の大観衆に勝利を届けられなかった。試合後のセレモニーで渡辺晋監督(45)は「5位以内の目標を今日の敗戦で達成できずに申し訳なく思っています」と陳謝。「リーグ戦最後の神戸戦に勝って順位をひとつでも上げて天皇杯で初の決勝進出に向け挑戦していきたい。12月の3試合にみなさんの強烈なエネルギーを注いで下さい。残された目標を達成していきましょう」と訴えた。