セレッソ大阪は今季限りで退任する尹晶煥監督(45)のホーム最終戦だったが、柏レイソルに0-3の惨敗。白星で飾ることはできなかった。

試合後のセレモニーであいさつに立った主将のMF山口蛍(28)は「申し訳ない結果で反省してます。今季はつらくてきつい試合が多かった。ピッチに立った選手の責任、主将を任された自分の責任」と話した後、言葉を詰まらせて目頭を押さえた。

尹晶煥監督も「残念な結果で申し訳ない」とサポーターに謝罪し「2年間、いい経験をさせてくれたみなさんにありがたい気持ちでいっぱい。みなさんに勝つことを見せるためにやってきた。ありがとうございます」と感謝した。

残り1試合、12月1日の最終節は横浜F・マリノスとのアウェー戦。「最後まであきらめず、少しでも上の順位を目指して戦う」と誓った。