2年連続出場の仙台育英(宮城)は、岡山学芸館に0-1で敗れ、前回大会と同じくまたも2回戦敗退となった。城福敬監督(61)は「なかなか思い通りにはならなかった。ほんの少しの差がまだあるのかな。それを埋めていかないといけない」と振り返った。

前半24分に1回戦でハットトリックを達成していた相手のMF永田一真主将(3年)に2試合連続ゴールを許し、これが決勝点となった。城福監督は永田について「ボールを持つ技術は両チームを通じてトップクラス。それが彼らのキーになっていました」と舌を巻いた。

DF堀江凛太郎主将(3年)は失点時間が早かったことから「流れが相手にいく前に1点取り返そうと話していた」と振り返り「でも、スピードも球際も相手に負けていた。気持ちで上回ることも及ばず、完封されてしまって悔しいです」と肩を落とした。