J2京都サンガFCは26日、京都・城陽市内で新体制発表会を行った。

昨季は残留争いに終始し、最終順位は19位の厳しい結果に終わった。巻き返す今季に向けてフロント、現場ともトップを一新。昨年12月に就任した伊藤雅章社長(60)は、今季スローガン「闘紫を胸に、感動を共に。」を発表した。

ただ、今季目標を昇格争いとしながら、具体的には示さず。伊藤社長は「体制がガラッと変わった。(他チームとの)相対的な力関係もまだ分かっていない。歯切れが悪いのは承知しているが、最低でも(J1参入プレーオフ圏内)6位に入れば」と話した。

新たに就任した中田一三監督(45)も「(目標の)数字はあるが、明かすことで選手にプレッシャーもかかるし、ポジティブではない。言える数字は開幕戦に2万人来ていただきたい。(ホーム戦の)1試合平均を1万人以上にしたいということ。目の前の試合で勝ち点3、最低でも勝ち点1を積み上げていくことだけ」と語った。