ベガルタ仙台のFWジャーメイン良(23)が、結果が要求されるポジションで期待に応えた。

2日に行われた大分との練習試合(45分×4)で1トップに入り先発出場。2本目の33分に左サイドのMF関口訓充(33)の右足インスイングのクロスにヘディングで反応。相手GKが弾いたボールを冷静に左足で流し込んだ。

低い位置に下がってボールを受けるとフリーだった右サイドMF蜂須賀孝治(28)にボールを供給すると、その蜂須賀が関口にサイドチェンジ。ジャーメインが起点となり、連動した攻撃の流れを作った。ジャーメインは「1発で仕留めたかったですが、目を切らさずにこぼれた球にすぐに反応できてよかった。クニさん(関口)がいいボールをくれたのでイメージ通りうまく入れた。攻撃の形自体はいい形だった思います」と手応えを口にした。